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  ③他行からゆうちょ銀行へのお振込み 店名:四三八 店番:438 普通預金口座:9511207

2017年 04月 14日

4月14日から一年の隔たり

4月になり各報道機関から頻繁に連絡をいただく。
私自身のメディア露出が全てではなく、
どこをどう取材するべきかのヒントをと言うと大袈裟ですが、
具体的な内容の事例などに基づき、
より効果的に熊本被災地の現状に照準を合わせ、
1年の番組作りに取り組もうとの姿勢ゆえの、
問い合わせや確認の連絡が続きました。

私ごときが素地になるのはおこがましいのですが、
いわば下調べのようなものだと理解しています。

質問の多くは各社とも似通う所もあり、ほぼ以下の様な内容です。
・1年目の被災者はどんな感じでしょう。
・1年目の仮設はどんな感じでしょう。
・1年目の被災地の状況はどんな感じでしょう。
・そしてそれぞれの問題点や対処法。

これらの質問にも男女差・家族構成・年齢・商業者・農家・自営業者・障がい者・健常者など、
それぞれの立ち位置によって大きく異なることの説明から始まるので、
全ての質問に知り得る事柄をお伝えし終えるには、
最短で30分、最長では2時間を超えた事もありました。

それでもお伝えすることで私自身の思考整理に至ることも非常に多く、
・熊本地震においては地域によって支援の隔たりが大きい点
・メディア各社からの定期的な報道が少なすぎる点
・小さな単位でのボランティア活動が特徴的な点
・被災当事者が支援活動に活発な参加が見受けられる点
等々を特徴と意識するに至りました。

そして私が知る事柄は氷山の一角であることを繰り返しながら、
この半月を過ごしました。

その結果がどのように、そして多少なりとも各報道場面に反映されたのかは、
残念ながら確認のしようもないのですが、
少しでも熊本に感心を向けその思いを持続して頂けるよう、
私としては最大限の時間を割かせて頂いたつもりです。

そして、今もボランティアの手が足りず苦慮している地域や活動があることを、
新聞、テレビ、ラジオに携わる方々に、
少しでも理解してもらえたのなら何よりなのですが。

何よりも各社共に、もっともっと熊本の被災地に足を運んで頂けるよう、
切望せずにはおれません。
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# by startnagata | 2017-04-14 23:40 | Comments(0)
2017年 04月 07日

被災後の『くらし環境』

災害により被災した場合、どのくらいの時間軸でその『暮らし環境』が移行するのか、
おおよそですがこれまでの公的な支援策の流れでは、以下のような変遷をたどります。

※勿論、それぞれに親族元へ避難したり、移住したり、建て直したり、
賃貸物件を求めたり、何らかの施設へ入所したり、様々なケースがあります。
また、以下の内容は私の被災地支援活動内での記憶を辿ったものですので、
あくまでも一例とご理解下さい。


 ◆避難所
期間:数日~数ヶ月(石巻市は7ヶ月)
内容:①指定避難所(学校や公的施設などの災害時に避難所として事前に指定をされた避難所)。
   ②指定外避難所(お寺・神社・病院・スーパー・ホテル・旅館・自治集会所・葬祭場・他)。

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◆仮設住宅
期間:5年ほど
   ※ここで多いのが「仮設住宅は2年」という誤解。
    東北の仮設住宅は、度重なる延長措置のもと、
    7年目を迎えた現在も残念ながら使用されています。
内容:①応急仮設住宅
   (簡易なプレハブ造りにもメーカーの違いで見た目や仕様が異なる場合が。
    他にも地産木を使ったログハウス造りなどもある。)
   ②みなし仮設
    東日本大震災時から取り入れられた「みなし仮設」制度は、
    既存のアパートやマンション戸建て住宅を仮設住宅とみなし、
    一定額の賃料補助を受けられる。

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◆復興住宅
期間:~~~終の棲家?
内容:阪神・淡路大震災では高層マンションタイプの建物がほとんどで、
   既存の公営住宅にはない浴槽などが設置されている。
   災害規模や被災人口によっては平屋タイプや2階建ての集合住宅も。
   賃貸に限らず、戸建住宅の建設用地の分譲の場合も。
  ※復興住宅は多くが市町村住宅として賃料算出されるため、
   家族人数の総所得額によっては民間賃料より高額になることもある。
   なので、復興住宅賃料支払うなら自宅再建し、ローン支払いを選択するケースも。
   よって、石巻市の復興住宅では3DK~4LDKなどが空室だらけという現状。

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益城町のある仮設住宅には物置きが設置されました。
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# by startnagata | 2017-04-07 00:28 | Comments(0)
2017年 03月 31日

益城町の仮設住宅でふれあい喫茶です

今回の熊本では3ヶ所の仮設訪問と1ヶ所でのふれあい喫茶開催です。
他にも熊本県社協へ出向いたり、
某大学のボランティアセンターの方々と意見交換など、
熊本に思いを投資するがごとく過ごしました。

タイトスケジュールは相変わらずですが、
今回はお陰様で体調も崩さず、スムーズに運びました。
(自画自賛はお恥ずかしい限り‥)

それでも課題は山積みで、自分の力不足を痛感しつつ、
関係各所への働きかけは継続したいと強く思い抱いています。

さて、ムニャムニャとしか言えないことはこの辺りで切り上げ、
今月の「ふれあい喫茶」について書き出します。


◆今月は住民さん有志から「当番さん」が6名です。
前日からお料理の下ごしらえや使う道具や諸々の支度に打合せ。
この打ち合わせさえもコミュニティ作りの延長線ですから、
私は必要最低限しか手も口も出しません。

ただニコニコと皆さんの様子に目を細めながら、
それぞれに工夫をこらしたり、丁寧な手元を眺め入りながら、
時折来る、皆さんの「気兼ねと遠慮を含む譲り合い」にのみ、
頼りないながらも助言させて頂きます。

基本的に、ここの様式はここの人たちが見つけ出す。
その様式が迷子になりそうな時だけ、
意見の組み立てのお手伝いに私が居れば良いと思っています。

何より皆さんしっかりと自立し、
地域の社会生活を営んで来られた方々ですから、
本質は十分に理解なさってますし、それだけの経験もお持ちなのです。

時には私が学ばせて頂くことも少なくありません。

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◆おおよそこの状態が4回転します。
老若男女が共に朝食をとる。
「大きな家族に育っていくこと」
それが私の何よりの思いです。

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◆今月もABC放送の「ほりナビ!!」のヘビーリスナーさん、
「大阪のおばちゃん」さんからみなさんへの贈り物が。
子供たちを中心に、仮設の方々にお配りさせて頂きました。
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◆背景と同化して見えにくいかもしれませんが、
ボードを立て掛けているのは立派なイーゼルです。
イーゼルの贈り主も熊本の方で、
この日はお手伝いではなく参加者として見学して頂きました。
ボランティアだっていきなりテキパキなんて無理な話です。
先ずは見学者として、馴染んでもらうことが継続には大切かと。
学ぼうとする、彼女の姿勢が私には宝物に思えるのです。

「そんな事あんな事なんでも出来るもーん」
そういう器用だと思い込んでるボランティアさんが、
大きくて大切な意義を見い出す前に、
活動を収束する姿を嫌というほど見て来ました。

ボランティアとは公益活動です。
いかに労力を費やし、知恵を振り絞り、不公平に立ち向かうか。
その繰り返しが被災者の笑顔につながるのです。
この日はNHKアナウンサーくんが関西からラジオ取材に来てくれました。
彼も時にボランティアとして活動してくれます。

渦の中心と外側。
中心の経験者が増えること。
それが肝心です。
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# by startnagata | 2017-03-31 00:51 | Comments(0)
2017年 03月 12日

しめやかに おだやかに なごやかに


あの日から6年目の3月11日
言葉に尽くせない苦しみの中から、這うようにして今日に至った方々。
その方々が、これからの穏やかな暮らしに少しでも近付ける事を、
この一年、拙いながらも模索し続けてきました。

そして、チーム神戸事務所でこれまで行われてきた追悼茶会を、
新設の湊町復興住宅に移し、より多くの地域住民の方々が、
共に労い、慰め励ましあえる、そんな時と場所を住民の方々と
作れたらとの一心で、昨年秋より歩を進めてきました。

旧交を温める元ご近所さん。
辛い報告に涙する方。
支援にお礼の尽きないと手伝ってくださる方。
今度はご自分たちが頑張らねばと率先して動かれる方。
倒れたお花に手を添えてくださる方。

どなたもが、優しさを持ち寄り参加して下さったことが、
私にとっては何よりの糧で、励ましとなりました。

そんな私達の考えやこのまちの方々への思いを、
各地の仲間から支えて頂き、無事に3.11を過ごすことが叶いました。

様々な後始末で事務所も心も未だ慌ただしく、
言葉やわずかな写真では、思いの全てや取り組みは上手にお伝えできず
もどかしいばかりですが、まずはご報告とお礼にかえての投稿です。

そしてこの6年の間に亡くなられた方々にも、心からのお礼と報告を。




◆朝陽の中、石巻の海は穏やかにきらめいていました。
その海に向けて、東北ユースオーケストラの有志による献奏から始まりました。
暮らす人々のためにこの海が荒ぶること無く、
時をとめた方々の魂が安らかであることのみを願って。

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◆復興住宅での始まりは、各棟の屋上に設けられた「一時避難所」の見学から。
有事の際に自分たちが避難することをイメージしながら、
階段を登る方や備品を確認する方々。
そして大半の方が街の光景に言葉をなくします。
これまで高い建物が殆どなかったので、初めて目にする高所からの街の変化に、
きっと色んな思いがよぎった事と思います。
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◆冷暖房はなく照明器具は蛍光灯のようでした。
カーテンレールは付いてましたがカーテンは有りません。
掃き出し窓の向こうはベランダが。
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◆防災備蓄品の全て。
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◆緊急時にはカマドとして使えるベンチ。
テントは当方で用意したもので備え付けではありません。
実際の使用に際しては、薪なのか炭なのかガスコンロなのか、
それによってレンガ敷きの地面側への設備が必要なのですが、
鍵がかかっていたりその鍵の管理など、
現実的な取り扱いには解消せねばならない問題点が、
未だまだ有ることを理解してもらえました。
このベンチは工具と鍵がなければ使えません。
果たして緊急時にそれらがちゃんとこの場に揃うのかも疑問です。
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◆こちらはトイレになる防災ベンチ。
女性でしたら4人ほどで座面を動かせました。
座面を外すだけなら鍵も特殊な工具も必要なく。
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◆とは言え座面を外してから一作業です。
使い方を知ってるのは私だけですが、決して手は出さず。
みなさん説明書を読みながら声掛けながら、
必然的に共同作業がそこかしこに発生します。
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◆こちらは備え付けられる便座の座り心地をチェック?
ええ、大事なチェックです!
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◆トイレ壁面は骨組みとテントで出来ていますが、
震災時の経験からその重要性を経験している方々は、
設営と撤収まで本当に真剣でした。
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◆備えの後は追悼の時間に。
小・中・高・大生による演奏会は励ましたり励まされたり。
会場いっぱいの住民さんに見守られ、彼らの思いが音楽となって広がります。
気付けば会場の外にも、キッチンにも廊下にも。
奏でる人と聴く人の間に、大切な心が行き交っているような時間でした。
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◆小雪混じりの中をずっと屋外で頑張って下さったのは炊出し協力の方々。
機材運搬などこの日のために陰で支えて下さった、
ライオンズクラブ石巻中央と、
サンファンビレッジの方々には本当にお世話になりました。
お陰で心も集会所も暖かく、何よりからだもポカポカと温めて頂きました。
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◆他にも、開催に向け京都で街頭募金を行ってくれた方々。
各地から届けて下さった花々や美味しいお茶やお菓子。
そして各地から手伝いに駆け付けてくれた面々に、
地域の方々に代わり、改めて心から御礼を申し上げます。
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# by startnagata | 2017-03-12 15:26 | Comments(0)
2017年 03月 10日

各地から寄せられる想い

明日に想いを寄せた品々が届けられています。
ご苦労なさった方々と尊い命への想いです。

集会所に架けられる絵
会場を柔らかに彩る花
お茶のみ話を弾ませるお菓子たち

今日の配達担当の方もご家族を4人亡くされてます。
明日は会場に直接届けられるよう調整して下さいました。
せめて支援への感謝だとつぶやかれました。

各地のみなさんにも、石巻のみなさんにも感謝です。
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# by startnagata | 2017-03-10 12:02 | Comments(0)