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2016年 05月 14日

震災1ヶ月の栄養

震災から1ヶ月が経ちました。
多くの事柄に言及したい気持ちは山々ですが、
未だ検証の時ではないし、それぞれの持ち場で、
未熟ながらも最良の判断が故と信じ我慢します。

それでも今我慢しては手遅れになる事を、
関係機関、担当者、支援者、
そして被災当事者に改善してもらえればと、
これまでの拙い経験を基に食に付いて記します。

阪神・淡路の際の避難所では、
今も多くの記録に残されている様に、
焚き火や煮炊きの為の火力使用が
多く存在しました。

東日本の際は学校は火気厳禁といわれ、
多くの学校避難所で、
調理実習室が有るにも関わらず
被災者の為の煮炊きが禁じられました。
もちろん暖をとる為の焚き火もです。

それでも支援の炊き出しが多かった事。
被災自治体からの要請を受けた自衛隊が
各所で炊き出しを行った事。
大小の、指定も非指定の避難所でも、
ボランティアや避難者による調理が、
限られた場所に特定した上で、
早い段階で常態化していた事が、
被災者の食生活を支えました。

それらに比べ今回の震災では、
震災から1ヶ月近く経つ頃の昼食でも、
自衛隊の炊き出しは、
おにぎり1つとポリ袋に入った
ぬるいお味噌汁だけてした。

自衛隊の調理水準の高さは、
石巻の避難所運営時にしっかりと
学ばせて頂きました。

おにぎりとお味噌汁という選択は、
彼ら以外からの依頼だと理解しています。

阪神でも東北でも、避難者達が自分達の
食を維持管理する避難所は活気がありました。
それは献立・調理・配膳・片付けと、
生活の中でとても大切な部分を、
自分達で担っているという自負心が、
自立心に通じて行くからでしょう。

老若男女がコミュニケーションを通わす、
大切な事柄に通じるとは、
殆どの人が理解しやすいのではないでしょうか。

今回は不幸中の幸いで津波にのまれた
避難所はありません。

その殆どの避難所の調理実習室は、
多少の工夫で使えるはずです。

カップ麺で1ヶ月という方も少なくありませんが、
高血圧への傾向は既に東日本で検証されています。

押し込み最小限を与え、その解消ばかりに
気をとらわれる避難所運営では無く、
市民の力を削ぎ落とし萎縮させない避難所運営を、
各地域のリーダー達に心から求めます。


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by startnagata | 2016-05-14 19:38 | Comments(0)


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