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2015年 10月 31日

夕景色に振り返る

ここはとあるホームセンターの屋上駐車場。
私の好きな神戸での夕焼けポイントの一つ。

初めてこの夕暮れを目にしたのは20年ほど前。
当時この場所に出来た仮設住宅から、息を呑み長い時間飽きもせず眺めた。

1.17以前はビル間の空しか知らずに暮らしていたので、
訪問活動も忘れこの夕景色に漂った。

当時この周辺は造成途中の山の上で、
商店はおろかバス停も信号も横断歩道さえも無く、
バス停設置に市交通局や警察を回ったりした。

かたや住民交流のイベントを催したり、
それさえも参加出来ないお宅を戸別訪問したり。

兵庫県下の仮設を回る中、急斜面に建っていた
この仮設の長い長い階段に腰を下ろし、
黄昏る空に長々と見とれては、次なる活動を模索していた。

1.17から4年も経ち住民数も激減した頃、
うっそうと草が生い茂る一角に取り残されたような
高齢男性から相談が寄せられた。

部屋に入ると畳のすき間からつる草が伸び入っていた。
残っていた住民の多くも独居の高齢者が大半で、
石がゴロゴロとむき出した急斜面に茂る、
葛やセイタカアワダチ草や種から伸びた草木に苦しんでいた。

役所に掛け合っても自助努力でと取り合わず、
全国に呼び掛けボランティアや道具を募り、
20数カ所の仮設を草刈り回った。

当時の仮設は今と違ってアスファルト面はほとんど無く、
斜面だらけの草刈りは危険と隣り合わせで、
参加者の安全確保にピリピリしていた。

その合間には、歪んだプレハブ建屋のすき間に
新聞紙や段ボールを挿し込む依頼などもあった。

どの仮設でも同じ様な光景だったが、
今にして思えば本当にひどい話だ。

仮設住宅の状況はこの20年で格段に
向上していると身をもって感じるが、
ここからが被災者にとって正念場とも言える。

復興住宅でのコミュニティ再構築や地域交流では、
入居者だけでなく行政やボランティアのサポートも不可欠と思うが、
そこには入居者とのきめ細かな聞き取りや話し合いも不可欠なはず。

明日から年内は石巻。
何が求められ何が出来るのか。
あの頃と同じ空の下で思い巡らせる。


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by startnagata | 2015-10-31 23:28 | Comments(0)


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