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ー活動支援金を募集していますー
①三井住友銀行長田支店
(普)7427776
口座名:すたあと長田
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2015年 08月 31日
これまで、支援者へのネガティブな発言は支援の先細りを加速させるかと我慢してきましたが、 今日は被災地支援をなさる方々に、苦言を呈したいと思います。 チーム神戸事務所には被災された方々の色んな悩み事が行き交います。 そんな中でもボランティアという「支援者に困っている」という相談が多々寄せられます。 1、宗教 4年半が経ちボランティアが激減する厳しい状況下、 潤沢な資金力を持ち被災地に拠点を置きボランティア活動と思いきや、 最終的には宗教勧誘へともつれ込む。 自宅改修や物資を渡したりお茶っこへの参加から親しくなり、 被災者への慰安として旅の案内先が宗教組織本部。 断りにくい状況をボランティアとして作り出し、果ての勧誘活動。 そこのあなた、結果的には人の弱みに付け込んで、 恥ずべき行為を行っています。 2、たのみごと 最初は被災者に情を寄せ支援に駆け付け寄り添ったのでしょうが、 無計画な活動生活にのめり込む内に自分自身の生活を見失い、 被災地での働き口や、果ては金子調達を頼み込む。 最初は小さな頼み事から引き受けてしまった被災者の方々が、 いま後悔しているのをあなたはご存知なのでしょうか。 3、押し付け これが一番多い相談事です。 まとまった休みが近付くと個人的にやって来るボランティア。 ・◯◯人分の炊き出しをしに行くので調理道具やキッチンを貸して欲しい。 ・ご近所の被災者を集めていて欲しい。 ・宿泊をお願いしたい。 ・思いのこもった◯◯を持参するので配って欲しい。 ・◯◯な被災者を紹介して欲しい。 ・被災地を案内して欲しい。 ・泊まってもらったけど夜半までの飲酒や語らいに疲れきった。 親しくなったからといって被災者はあなたの現地コーディネーターではありません。 遣り取りの流れがどうであれ、要約するとこんな内容です。 困り果てていた時に束の間ボランティアで派遣され、 「共に苦心してくれた方」と心に刻んだ相手からの依頼や紹介ですから、 初めは恩返しのつもりで受け止めたものの、 回を重ねる内に疑問が沸き立ち、当方へ相談に来られます。 私自身も阪神・淡路で被災者となり支援活動に従事し始め、 休日毎に里帰りボランティアを受け入れ疲れ果てた経験があります。 一番悲しかったのは活動に関わるではなく顔が見たいと宿泊に来た人々。 被災者であり支援者でもある暮らしに追われながら貴重な時間を割いても、 「で、いま被災地はどうなんですか?」に始まる質問攻めや、 滞在中の食事作りや被災地案内、果ては恋愛や職場の悩みを聞かされ、 また来るから元気でと満足そうに立ち去る旅人。 上記に記したのはボランティア全体のごく一部に過ぎませんが、 被災地での数日くらいストイックに過ごせないようではと再認識いたしました。 あなたは被災者を苦しめていませんか?
by startnagata
| 2015-08-31 22:41
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Comments(10)
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溝田ぼけまる幸(東京・国立市ヤボ村)
at 2015-09-01 16:20
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イイネ×100
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startnagata at 2015-09-01 20:29
> 溝田ぼけまる幸(東京・国立市ヤボ村)さん
m(__)m
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ちゃりのすけ
at 2015-09-02 17:33
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求める理想のボランティア像も併せて記事にしていただけると、より良いのではないかと思います。
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さとし
at 2015-09-03 00:44
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私は、とある宗教を信仰している者です。
宗教は、すべてが悪い宗教でありません。 この記事だと、どうしても、宗教全てが悪く見えてしまいます。 しかしながら、記事を見て、一部納得できるとこもあります。 色々な言いたいとこはあるのですが、ここで宗教の活動していると嫌な思いをさせても申し訳ないので、ここでおわります。
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ボランティアは自己完結
at 2015-09-03 01:33
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全てにおいて自分で完結が出来ない人間はボランティアと名乗る資格は無し。
現地に行き現地の物を消費するなんてのはもっての外。 現地で物資や食糧調達するんでは大日本帝國陸海軍の行動と変わらん。 戦後70年経ちましたがその辺りの思考は全く変わってないのかもしれません。
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startnagata at 2015-09-03 02:14
> ちゃりのすけさん
私ごときにはとても荷が重すぎます。 ここに書かせて頂いたのはほんの一部の事柄です。 けれどその一部の事柄を伝えずにはおれないほど悔しかったのです。 もっと酷い事柄も幾つかありましたが、人物が特定してしまいそうで書くのを躊躇しました。 書きだした以外の、多くのボランティアに被災地は支えられています。
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startnagata at 2015-09-03 02:25
> さとしさん
お気遣い有難うございます。 そうですね、無信心の私ですが仰る通りだと思っています。 私の個人的に大切な支えとなる方々も、それぞれの宗教組織にて重役を担いそれに救われている方々がいらっしゃいます。 その方々とブログに書いた宗教組織を分けて他に表現する文言を知らずこのように記しました。 私も多種多様なボランティアと同じフィールドで一括りにされる不快感を抱いていますので、さとしさまのお気持ちも察するに易く、苦々しく思っています。 ご理解下さいますように。
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startnagata at 2015-09-03 02:45
> ボランティアは自己完結さん
「全てにおいて自己完結を」とまでは全く考えておりません。 ただ、人の良い受援者ほど支援者がもたれ掛かり過ぎていることを知って頂きたかったのです。 そして支援とは被災からの時間経過が重要だと思うのです。 初期・中期・長期と言いますが、災害規模や地域性に応じこれもまた一括りではありません。 それらを可能な限り考慮して各支援状況も変化しますので、それこそを知ろう学ぼうと支援者が努力しなければ受援者を見失ってしまい、本来効果的な支援策から遠ざかってしまうのではと考えています。 私も20年この活動を続け、奥行きの深さに時に迷子になりそうです。 これからも毅然と厳しいご意見頂戴できますように。 有難うございました。
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Sakitsuki
at 2015-09-03 17:51
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FBでのリンクからお邪魔します。正直な話。支援者・ボランティアに来られると困ることのほうが多いです。被災した際にはそれぞれ役割というものが自然に発生し動きます。しかし、支援者・ボランティアはそれらを阻止、被災者は結局何をすることも出来なくなってしまうしそういう人たちは、何もしないのに「自分は頑張ってます」みたいな言い方をします。支援者・ボランティアはみんな自分だけ「偉い」みたいに言います。何もしないで何が「偉い」んですか? 被災者には被災者でやれることがあります。知らない場所に来て逆に足手まといになるようならいらないし来て欲しくもないです。
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Sakitsuki
at 2015-09-03 17:55
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足りないので追加します。支援者・ボランティアの中には、何もしないで日がな一日ブラブラしてあたかも「やりました頑張りました」と言わんばかりに食事を欲しがりました。マスコミも撮影のみして手伝うことなく食事を欲しがりました。こんな風にされるなら今後も来て欲しくないです。
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「チーム神戸」とは、阪神・淡路大震災の被災当事者による災害地支援を行う非営利活動団体です。団体・個人・学校・企業等の枠を越え、多くの人達がより効果的に被災地支援を行うために協働する、混成ボランティアチームとして活動しています。 by startnagata カレンダー
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