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2013年 02月 27日

神戸での悲しみ

友人のご長女が12月に逝去されていた。

今度神戸に戻ったら久し振りに会おうと、今月初旬に人生の大先輩から
電話をもらっていた。

そして一昨日。
訪問した人生先輩宅の、趣味の良いインテリアを温かな日差しの中で眺めて
いたら、眼に飛び込んできた紙に「享年三十八歳」と書いてあった。
そしてその横には人生先輩の大切な大切な、ご長女の名が記されていた。

その意味が中々飲み込めず戸惑っていると、ちょうど階下から人生先輩が
やって来て、目が合った途端にその崩れていく表情から何となく少しずつ、
私の思考がその意味を理解し始めた。

と同時に私の足もとから徐々に力が抜け始め、思考のパズルが床に撒き
散らしたように混乱し始めた。

障がいをもつご長女とは会話こそ叶わなかったが、会えばたいてい笑顔で、
時には不安な表情で、その折々の心を伝えてくれたし、言語を用いずに、
周囲の心を癒し和ませる達人かと思うことも多々あった。

その愛おしい命が今は手の届かないところに旅立ってしまったのかと言葉を
なくし、只々涙が溢れるばかりだったが、その悲しみは私ごときの比ではない
人生先輩夫婦を前にして、これ以上泣いてはいけないという思いにも駆られた。

そして被災地と神戸を往復する私への心配りから、ご長女の訃報を告げる
機会を手探りしつつ電話をくれたことに気付き、その思いへの感謝と共に
また涙が溢れてきた。
自分の忙しさだけにかまけて、気付く事さえ出来なかった我が身の不甲斐無さに
腹立ちを抱きながら、情けなさにも涙を堪えられず悔しかった。

何事にもポジティブで迅速に行動力と責任感を持って軽やかに大事を成す、
人生の大先輩として尊敬してきた友人。

かつて人生先輩と話した事がある。
過去のどんな素晴らしい社会的な事業も大役も、娘さん達の存在のお陰で、
代わりに父親である人生先輩が成しているのかもしれないねと。

娘さん達のお陰で彼がこの社会に働き、変化を生み出し、その成果に多くの
障がいをもつ人達がくつろげる場所や時を得ている。
度々被災地支援に赴くのも娘の代わりだからと、彼は持病の薬を首に下げ
柔らかな笑顔をたたえ石巻に現れる。

ならば一番のお手柄はやっぱり娘さん達だね。

一昨日の人生先輩も繰り返していた。
「僕のやって来た事やっている事は、全て娘が僕をつかってやった事」と。

ご長女の最後のアルバムを見せてもらい、その後もゆっくりと時間を掛けて
人生先輩と色んな話をした。

何もできなかった私ながら、精一杯に命の糸を紡ぎ布を織った三十八歳の
彼女を誉めたたえ、そして何より安らかであれと心からお祈りしています。

そして人生先輩とはご長女の願いでもあろうその健康と、次回また宮城支援に
お越しの際は、春の花の下で被災者とともに楽しく過ごす約束をしてお宅を
あとにした。


 ありがとうね
  そしてまたいつかあおうね



  

  
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by startnagata | 2013-02-27 02:37 | Comments(0)


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